タンニン鉄の効果を観察するよ①実験開始から5か月の記録

こちらの記事は2022年4月1日にnoteで公開した記事を加筆修正して再掲しております。

昨年の柿シーズンに、柿の皮からタンニン鉄(二価鉄)を作ったという記事を書きました。

そこで、鉄の効果を目で確かめるべく、去年の10月末に試験区を設けて観察しておりました。

左がタンニン鉄施用区、右がなし区

もくじ

施肥の量と頻度

  • 自作のタンニン鉄液 100倍希釈
  • 週に1回・2リットル潅水
  • なし区にはただの水を2リットル潅水※

※地植えなので潅水の必要はありませんが、潅水のありなしで生長の差が出るかもしれないので、同じ分だけのただの水をなし区にも潅水しました。

地面が凍ったり、霜が降りた日は施肥なしです。

鉄の効能

  • 葉緑素が増えて光合成が活性化される。
  • 細胞内の呼吸でエネルギーを生み出すミトコンドリアの働きがよくなり、エネルギー代謝が高まる。植物は低燃費でラクに生きられ、余った養分を糖度アップや果実の充実に回せる。

現代農業 2020年10月号より

ちなみに、育苗の初期にあげると、カチッとした硬い苗になって徒長しにくくなる気がしています。(個人的な感想です)

2021年10月28日

植えた植物さんは、ほうれん草・白菜・春菜・チューリップさんです。^^

二価鉄(タンニン鉄)あり区

なし区

1か月後(2021月11月28日)

二価鉄あり区

なし区

大きな変化は見られません。
両方ともスクスク育っています。^^

白菜さんと春菜さん

鉄を施用したところは、めっちゃ草が元気です。笑

5か月後(2022年3月30日)

二価鉄あり区

なし区

春菜さんの比較

同じ画角だと葉っぱがはみ出る!

見事に鉄あり区のほうが株が肥えましたね!

ほうれん草さんの比較

ヒヨドリさんが召し上がりました!笑

チューリップさんの比較

見た目の違いはあまりない

ちなみに白菜さんもほうれん草同様、ヒヨドリさんが召し上がって、跡形もなくなりました。笑

いまのところ春菜さんに明確な違いが出ています。^^
現代農業2020年10月号には、アミノ酸が増え、アクやエグミが消えて野菜本来の味と香りが出るとありました。

引き続き観察して、食味の違いも比べてみますね。(春菜しか残ってないけど!笑)

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