こちらの記事は2022年4月1日にnoteで公開した記事を加筆修正して再掲しております。
昨年の柿シーズンに、柿の皮からタンニン鉄(二価鉄)を作ったという記事を書きました。
渋柿の皮とカイロで使ったタンニン鉄の作り方
2021年10月27日にnoteで公開した記事を再掲しております 田舎住まいの楽しみのひとつ、干し柿づくり。 柿の木を育てずともご近所さんにたくさん柿をいただけます。今回…
そこで、鉄の効果を目で確かめるべく、去年の10月末に試験区を設けて観察しておりました。
左がタンニン鉄施用区、右がなし区
もくじ
施肥の量と頻度
- 自作のタンニン鉄液 100倍希釈
- 週に1回・2リットル潅水
- なし区にはただの水を2リットル潅水※
※地植えなので潅水の必要はありませんが、潅水のありなしで生長の差が出るかもしれないので、同じ分だけのただの水をなし区にも潅水しました。
地面が凍ったり、霜が降りた日は施肥なしです。
鉄の効能
- 葉緑素が増えて光合成が活性化される。
- 細胞内の呼吸でエネルギーを生み出すミトコンドリアの働きがよくなり、エネルギー代謝が高まる。植物は低燃費でラクに生きられ、余った養分を糖度アップや果実の充実に回せる。
現代農業 2020年10月号より
ちなみに、育苗の初期にあげると、カチッとした硬い苗になって徒長しにくくなる気がしています。(個人的な感想です)
2021年10月28日
植えた植物さんは、ほうれん草・白菜・春菜・チューリップさんです。^^
二価鉄(タンニン鉄)あり区
なし区
1か月後(2021月11月28日)
二価鉄あり区
なし区
大きな変化は見られません。
両方ともスクスク育っています。^^
白菜さんと春菜さん
鉄を施用したところは、めっちゃ草が元気です。笑
5か月後(2022年3月30日)
二価鉄あり区
なし区
春菜さんの比較
同じ画角だと葉っぱがはみ出る!
見事に鉄あり区のほうが株が肥えましたね!
ほうれん草さんの比較
ヒヨドリさんが召し上がりました!笑
チューリップさんの比較
見た目の違いはあまりない
ちなみに白菜さんもほうれん草同様、ヒヨドリさんが召し上がって、跡形もなくなりました。笑
いまのところ春菜さんに明確な違いが出ています。^^
現代農業2020年10月号には、アミノ酸が増え、アクやエグミが消えて野菜本来の味と香りが出るとありました。
引き続き観察して、食味の違いも比べてみますね。(春菜しか残ってないけど!笑)
次の記事はコチラ👇
タンニン鉄の効果を観察するよ②6か月後の様子&食レポ
こちらの記事は2022年5月14日にnoteで公開した記事を加筆修正して再掲しております。 「何事にも不信も過信もしない」がモットーでして、自分が選んだものが本当に期待…
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