日記(幸せの総和が100ならそれでいいという話)

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虫も、病気も、ぜんぶ許せる庭が好き

私の庭は農薬を使っていない。
なぜなら、ここは虫さんたちのための庭だから。

バラさんがかじられても、病気が出ても、ちょっきり虫さんに宿根草を食べられても、基本的には放置している。

SNSで届いた、意外な反応

SNSやYouTubeで、虫食いの穴だらけのバラを紹介し「美しくない」が、私にとってはそれが最高に美しくて、愛しい姿だと発信したところ、

「私は農薬を必死に使い、綺麗なバラを咲かせようとしていて、心が小さいなって反省しました」

そんなメッセージを、何人かの方からいただいた。

私はアンチ農薬派ではない

誤解のないように言うと、私はアンチ農薬派ではない。
虫さんが苦手な人、完璧な花姿を求める人は、必要なだけ農薬を使えばいいと思っている。

虫さんにかじられて穴あきだらけのバラも美しいけれど、虫さんひとついない、葉がキラキラと輝く満開のバラ園もまた、美しい。

思いっきり深呼吸をして、全身で感じるあの甘美でうっとりするような幸福感は、よく手入れされたバラでしか味わえないものだと思う。

かつての私も、毎朝せっせと虫さんを退治していた。
その苦労が、よく分かるからこそ、今がある。

その結果、その庭がその人を幸せにしてくれるのであれば、それでいい。
庭はその人の思想なのだから。

幸せの総和が100になればいい

・自然と一体になりたい
・病虫害のない庭にしたい
・在来植物だけを植えたい
・癒されたい
・鳥が集まる庭にしたい
・ただただ、美しい景色を見たい
・地球温暖化防止に努めたい

自分の「いいな」を広い集めた結果、その幸せの総和が100になれば、それでいいと思う。

ヒト科が自然をデザインした時点で、それはもう”自然”じゃないのだから、思いっきり自分らしい庭を作ったらいい。

あなたを幸せにしてくれるお庭はどんなお庭ですか?

シェアしてもらえると嬉しいキモチ
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