米ぬかから抽出されたワックス「ライスワックス」を使っておこめキャンドルを作ってみました。
ライスワックスの特徴
ライスワックスってなんなん?
ライスワックスは米ぬかから作られた環境に優しい植物性のワックスです。お米ワックス、米ぬかワックスなどとも呼ばれています。
強度(粘度?)が高くて、ピラーキャンドルに向いているそう。
蜜蝋よりも強度が強いそうなので、ろうだれなどが減ってくれるのではと期待しています。
特にうちはテーパーキャンドルやピラーキャンドルをよく使うので、ありがたいキモチ
作ってみる
今回はキャンドルのある暮らし(国光産業さん)のものを入手しました。
購入時(2023年3月7日)での価格は1kgで3,300円で、だいたい蜜蝋と同じくらいの相場。
(6月25日は4,900円に値上がりしていました。ひぃ)
融点は80度!蜜蝋の融点が63度前後なので、かなり高いですね。
香りは、蜜蝋と似た香りです。テクスチャーはサラッとしています。
強度が強いというだけあって、溶かすとねっちょり粘度が高い印象。
国光産業さんに推奨芯の種類を伺ったところ
H芯、HTP芯と相性が良いので使われる方は多いです
とのことでした。
ひとまず、HTP104で試してみますね。
HTP芯とは
アメリカの木綿の組芯に紙のフィラメントが編み込まれているタイプの芯。
紙のフィラメントがワックスの吸い上げをよくしてくれるので、大豆ワックスやみつろうなど動植物性ワックスでの使用がお勧め。
型は5cm×9cmのアルミ型を使用。
さすがピーラーキャンドルにお勧めだけあって、すごく収縮します。
完成!
灯してみるよ
香りは微香。蜜蝋と似た香りです。
昔キャンドルを販売していたとき、お客さんが「蜜蝋キャンドルは森のなかにいるような香りがします」とおっしゃったことがあって、すごく納得したことを思い出しました。
森のかおりがするよ
風に負けないルランタンに入れて燃焼実験をします。
このランタンめちゃくちゃお気に入り!
このお気に入りのランタン。台湾で購入したのですが、めっちゃくちゃ重くって、持って帰ってくるのが大変でした。笑
ちなみにランタンをかぶせると、蝋の周りの温度が高くなって、蝋が溶ける速さや直径が変わってくるので、ちょうどいい直径になるように、いろんな芯を試してベストなものを見つけて行きます。
感想
パラフィンは石油由来の原料だし、蜜蝋やソイワックスは天然系のワックスだけど、だいたいが海外からの輸入。
米ぬかから抽出するライスワックスは国内での生産が可能で、とてもサスティナブルな植物性ワックスだと思います。
普及してくれるといいなぁ~
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