昨日、旦那さんのともだちが新居に遊びにきてくれた。
会社勤め時代の同僚で、勉強熱心でとてもまじめな方。
いつもへぇ~!という話を、そのおっとりとした口調で教えてくれる。
ゴルフのアプローチって、フェイスの芯に当ててカットに当てるとスピンがかかるって考えられていたんですけど、実は最近の研究で分かったのが、芯より若干トゥ気味に当てたほうがスピンがかかるってことが分かったんですよ
へぇ~!そうなん!?
それを知らずに、芯に当ててるからスピンがかかっていると思ってるプロゴルファーもいるくらい、最近分かってきたことなんですよ
ゴルフの歴史って、1300年くらいから続いている長いスポーツなのに、そんな常識を覆すようこと、ようやく今頃になって分かるんだね~
ゴルフに限らず、科学的に調べたら違ってたみたいなことってもっとあるんでしょうね
そんな話をしながら楽しい夜が更けました。
どの本にも書いてあるから、どの学者やプロや哲学者が口にするから、今までやっててその通りだったから、そういう常識はただの独断と偏見に過ぎないんだろうなと感じました。
園芸や農業分野でも同じで、ずっと昔から農家さんが●●するとよく育つからやってるけど、なんでか分からん。みたいなことは、ごまんとあって、一見眉唾もののような実例もあります。
でも、それは時代が追い付いていないというか、再現性がないため科学的には立証されていないだけで、たぶん、おそらく、本当になにか育つ理由がこの先分かってくるんだと思います。
そして、今日届いた新刊BLOF理論で有機菜園 初めてでもうまくいくしくみにあった一説をご紹介します。
2001年以前に中学校を卒業している人たちは、学校で「植物が根から直接吸収できるのは無機物だけ」と教わっているはずです(無機物とは炭素を含まない物質のこと)。ところが2002年、アミノ酸のような有機(炭素を含む物質)の肥料用分も根から吸収できることが証明されました。それまでの常識を覆す大事件でした。
BLOF理論で有機菜園 初めてでもうまくいくしくみ 1章3 植物は根からアミノ酸や炭水化物を吸収できる!より
そそそそそ、そうなん!?!?!?
けっこう本が好きで、園芸書や農業書を読んでいますが「根は無機物しか吸収できないため~」というくだりはどの本にも書かれているので、このくだりを読んだ際にしびれました。
(わしの歳がバレるというのと、私の知識が浅いのはいったん置いておいて)
自分が無知であることを自覚して、常にアップデートをしていくことが大切だと実感しました。
過信も不信もせずがモットー。その情報が正しいのかどうかの判断は自分でできるよう、アンテナを立てておくのが大前提です。よね。
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